大乱闘スマッシュブラザーズDX レビュー4
操作は単純明快。
相手のダメージを溜めてぶっ飛ばすだけ。
格闘ゲームの部類はコマンドが複雑すぎて不器用な自分はちょいと苦手なのだが
(コマンド入力もそれはそれで格ゲーの魅力です)
このゲームではBボタンと上下左右だけで簡単に出せるので楽チン。
操作は簡単+相手をぶっ飛ばす=爽快!!
しかし、操作は単純といえど、実はかなり奥が深い。
スマブラを「奥深いゲーム」だと言える人間はかなりやり込んでいるであろう。
キャラやアイテムの落下スピード、ふっ飛ばし距離、攻撃が出るまでの0.何秒の世界…etc
これらを頭の中で瞬時に計算し把握できなければ1対1で上級者に勝つのはまず不可能だ。
しかし、大乱闘においてならルールやアイテム次第ではそんな上級者に初心者が勝ってしまう事だってある。
それがまたスマブラの魅力でもあろう。
前作では1人用ゲームが寂しいものであったが、
このDXでは、1人で遊べるモードも充実。
各キャラクターにちなんだ課題やステージを次々に進んでいく「アドベンチャー」は、パロディ要素も満載で任天堂のゲームに親しんできた人達なら思わずニンマリ。
対戦ステージも懐かしいあのBGMが流れるとともに
各キャラクターのゲームをモチーフとした構成となっており、思わず懐かしい気持ちにもなる。
バルーンファイトからポケモンまでBGMも多彩だ。
またフィギュア集めというコレクション要素もあり。
このフィギュア名鑑は同時に任天堂名鑑であり、懐かしいキャラやアイテムが多数登場。
このゲームは事実上の任天堂ミュージアムゲームだ。
任天堂の歴史が詰まった1本でもある。
そしてゲーム自体が他のゲームのCMにもなっていうという、ある種巧みな広告ゲームでもある。
(スマブラが無ければカービィのアニメ化もなかったと思われる)
ゲームとしての面白さ。簡単な操作。入り口の広さと奥の深さ。コレクション要素。任天堂の歴史を語るデータやBGM。他ゲームの広告としての役割。
これだけの幅広い要素が揃ったゲームは他にない。
クリエーターのこだわり具合には脱帽ものだ。
まさにDXの名にふさわしい1本。
ただ任天堂に対して人一倍の嫌悪感を持つ人間には、キャラクターの時点でゲームとしての面白さも阻害されてしまい、まず楽しめないのでオススメはできない。